Toa de Butogeta

〜絶対に自分探しなんてしない旅のブログ〜

ブッダガヤ

ブッダガヤへとやってきました。 

ブッダが悟りを開いた土地でして 
仏教の聖地です。

 コルカタのハウラー駅から 夜行列車に乗り、まずガヤ駅に向かいます。 

電車に乗った直後、 うぉー!これは世界の車窓からやん!車窓!車窓やべー!!車窓超やべー!!車窓半端ねー!!!!と 
ほんのちょっと、本当にほんのちょっとだけテンションが上がります。

鉄道移動は初めてなので 2Aという上から2番目のクラスに乗りました。 

体の芯から冷えるくらいエアコンが効いていてとっても快適でした。 もれなくインド人に殺意を覚えますよ♪  

二段ベッドが通路を挟んで横並びになっているので 
隣のベッドにはインド人が寝ます。
 隣には恰幅のいいおっちゃんがいまして、 僕のベッド下に置いてあるバックパックを 
つま先でツンツンといじくりまわすのですが 
意図もわからず、ただただ気色悪かったので 
「やめなさい」 と日本語で言ったらやめてくれました。 

同時にけっこう強めに足を叩いたのですが、 そんな事しなくても 
やめなさいの一言でいけた気がします。 


 なんやかやで、ガヤ駅に着いたのが朝5時過ぎ。 それからリキシャーでブッダガヤに行きます。 

ブッダガヤに着くと同時に わらわらとやってきます。 

日本語を話す腐れインド人どもが。

 はいはい、今度日本に行くんだアピールね、もう飽きたよそのパターン、とか思ってたんですけど 

紹介された宿がけっこう良かったり、 バイクでちょっと遠い観光場所まで連れてってもらったりと 
至れり尽くせりでした。 

 インド人は金さえ払えば ちゃんと働く。 

 これは間違いなさそうです。 


 連れてってもらった観光場所は 
ブッダが断食していた祠とか 
断食後に乳粥を食べさせてくれた 
スジャータさんとこの村とか 
トトロの木と言われるそれっぽい木とかです。 

バイク観光後は悟りを開いた菩提樹がある マハーボディー寺院に行きました。 

悟りカモン、と菩提樹の近くに座ってましたが 
インド人女性の腕毛の濃さに驚いてしまい
 悟りどころじゃありませんでした。

 彼女たちには 悟りよりもムダ毛という概念が 突如開けることを期待します。 


 他にも、ブッダガヤには 
各国の寺院があります。 
印度山日本寺には日本人の住職さんがお二人いらして、 
訪ねると日本茶を出してくれました。 
この日本茶のおいしさは マイお茶史上最高でした。 

日本寺では毎日朝と夕方に 読経と座禅を行っており、 毎日参加させてもらいました。 

座禅は心が穏やかになるので インド人への殺意でまみれた僕の心も ひとときの安らぎを得る事ができました。 

 また、日本寺のお隣にある 
佛心寺には宿坊があり、 
2日目以降はそちらに泊まらせてもらいました。 
キレイでドミトリーもあり、 とても居心地がよいです。

 日本寺には図書館があり、 佛心寺にも本棚があります。 
日本の漫画も置いてあります。 

ブッダガヤは小さい街なので 観光は一日あれば大体済みます。 
観光し終えたその後数日で僕は、 
手塚治虫のブッダを全巻読み切り、 
聖おにいさんを9巻まで読みました。  

だってそう!ここはブッダガヤ! 
いわんやブッダガヤでブッダ読まずにいることができようか(いや、できない) 

そしてブッダからの聖おにいさんという流れは 
完璧です。 

スジャータさんの乳粥とかラーフラとかアナンダとかたまらないです。

 どっちも日本帰ったら全巻集めます。 


なので、 ブッダガヤの感想としては

 ブッダ読むのに最適。 

って感じです。 
ブッダガヤに行ったら 何事もさておいて ブッダを読みましょう。 



 リアルタイムは ジャイサルメールです。 明日はキャメルサファリいってきます。