Toa de Butogeta

〜絶対に自分探しなんてしない旅のブログ〜

バラナシ

日本を出てから2ヶ月が経ちました。

 
変わったことは、
日焼けして痩せたくらいです。
 
インドのご飯は
基本まずいので、
ダイエットしたいなら
インドに来ればいいと思います。
 
日本のカレーのほうが
数倍美味いです。
あ、でも、バラナシでは美味しいチキンカレー食べられますよ。
 
 
はい、というわけで
ブッダガヤから
バラナシに移動しました。
 
 
インドを旅する日本人が
何故か沢山集まるバラナシです。
 
日本人、多かったです。
 
ガンガーに入るのも
現地人か日本人かどちらかっていうぐらいです。
 
 
3月中旬のガンガーは
潜ってもお腹を壊しはしない、
 
らしいです。
 
 
もちろん入ってません。
 
足だけちょっと浸しました。
 
あれは、無理です。
 
生理的に無理です。
 
 
大学生たちは躊躇なくダイブしていました。
 
彼らだけが持ち得る
ノリとテンションには感服します。
 
僕はこの数年で
忘れてしまったようです。
 
本当に、忘れててよかったです。
 
 
ガンガーでバタフライをしていても
バスタオルを用意して
岸辺で抱きしめるくらいしか
僕にはできません。
 
 
 
ガンガーの岸辺にはガートという
お寺みたいな感じの建物が
並んでいます。
 
朝日とかキレイです。
 
朝日を見てたら
インド人のタカシに会いました。
 
自分でアクセサリーを作って売っているらしいです。
 
日本語ペラペラで、
日本でいちばん有名なバラナシのインド人らしいです。
日本のテレビにも出た事があるらしいです。
 
ちょっと話してると、
 
「アクセサリー買わない?」
 
「いくら?」
 
「150ルピー。」
 
「高いよー。いま40ルピーしか持ってないんだよね。」
 
「じゃあ40でいいよ。」
 
「え?」
 
「40でいいよ。」
 
「え?」
 
まさかの展開です。
 
たいして欲しいと思ってない
ちょっと胡散臭いと思っている、
という僕の心の中はパニックです。
 
でも、見せてもらったら
しっかりした作りの
良いアクセサリーだったので、
お言葉に甘えました。
 
タカシは良い人らしく、
それ以上の要求もなく
サクッと去っていきました。
 
赤いビーズのネックレスは
可愛くていい感じです。
 
現在行方不明なので、
どこかに忘れたり
落としてないことを願います。
 
どこに入れたんだろう。
 
 
また、バラナシには
楽器屋さんがちょこちょこあり、
 
その他、もはや持ち方すら分からない楽器が置いてあります。
 
コンサートも頻繁にあるようで、
バラナシでシタールを習ってる方が誘ってくれたおかげで
インド音楽を聴くことができました。
 
インド音楽はすごいおもしろいです。
技術もリズムも独特。
 
宿の門限の関係で
シタールを生で聞けなかった事が
かなり心残りです。
 
ハマりそうだったので、翌日、
有名なシタール奏者を教えてもらい、CDを買いました。
 
ラヴィ・シャンカル。
 
ジョージハリスンに
シタールを教えた人です。
全然知らなかった。
 
 
お店では、CDを買おうとすると
包装から出して
大音量で試聴させてくれます。
 
気に入るものがあるまで
何枚も取っ替え引っ替えしました。
すごい楽しいです。
 
早く自宅で流して、
インドな雰囲気を醸し出したいです。
 
 
 
居心地いいよ、と来る前に
言われたバラナシですが、
長く居ちゃう気持ちもわからなくはないです。
 
道を埋め尽くす
牛と牛糞とか。
薪代を払わないと
Go to hell !!と罵る焼き場のジジイとか。
ホーリー前なのに
水かけてくるクソガキとか。
 
 
バラナシは
イラっとするけど楽しいところです。
 
 
リアルタイムは
アーメダバードです。
何にもありません。
 
あ、あと3/31から
ジャイプールでヴィパッサナーに入ります。
普段も音信不通みたいな感じなので関係ないとは思いますが、
10日ほど音信不通になります。