パムッカレ
夜、カッパドキアを出発し
朝、パムッカレに到着しました。
そして、その日の夜、
また夜行バスでイスタンブールに
戻るというスケジュールを
組みました。
パムッカレ0泊滞在です。
何故、0泊かというと
観光が半日で済んでしまい、
他にやることがないからです。
有名な石灰棚とその周りの遺跡、
オプションで温泉というコースで
夕方までいけば上出来です。
ということで、0泊。
朝8時、到着した場所は
何故かバス会社の真横。
乗客はごく自然に中に入り、
ツアーの説明などを受けます。
手際がよいです。
僕としてもツアーはいらないけど
さくっと夜行のチケットを買えて、
荷物も置かせてもらえたので
助かりました。
関係ないですが、この時、
win-winですね!とドヤ顔で言っていた
大学生が目に浮かびました。
そういう奴は消えてほしいです。
話を戻します。
僕は、パムッカレがかなり楽しみでした。
トルコに来る前にネットで、
死ぬまで見たい絶景なんちゃら、に
パムッカレが、それはそれは
綺麗な写真と共に紹介されていたからです。
行くしかない、と思いました。
そして、来ました。
坂道を登っていくと
白い塊が近づいてきます。
途中から裸足になり、
温泉が流れる石灰の道を進みます。
テンションが上がります。
例の絶景ポイントは上だというので
はやる気持ちを抑え、
ゆっくり歩を進めます。
足場が悪いので顔は足元を向いています。
けっこう上まで来て、
そろそろかと顔を上げました。
僕の最初の感想は、
きったねぇな。
でした。
ご存知の方も多いですが、
パムッカレの石灰棚は
干上がっちゃってます。
有名な写真の場所はいま、
温泉が流れず黄ばんだり茶ばんだりです。
温泉が流れているのは
観光客が歩くとこだけ。
つまり、ネットのあれは、
もう!この世には!存在しない!!
女友達に紹介してもらった女の子が
写メやプリクラだと可愛いのに、
実際に会ったら
「...あれ、なんか違う。」
という時と同じ感情です。
いや、まぁブスではないから
騙されたわけではないし、
それに性格も悪いわけじゃないし。
ほら、外見より中身じゃん?
みたいに思うけど、
なんか、腑に落ちない。
なんか、モヤモヤする。
パムッカレまで来て、
この感情と久しぶりに再会するとは
思いませんでした。
写真マジック、おそろしいです。
とはいっても、綺麗なところは
やっぱり綺麗です。
石灰棚は微妙ですが、
パムッカレの街は良いです。
日本食屋さんがあり、
親子丼がとても美味しかったです。
あと、五つ星ホテルのスパに
行きました。
久しぶりにお湯に浸かれるのが
嬉しくて、3時間近く居座りました。
泥風呂がすごくよいです。
でもやっぱり日本の温泉のがよいです。
温泉行きたい。
観光し終えて、
ゆっくりご飯食べたら
ちょうどバスの時間くらいでした。
あ、イスタンブールに戻ってから
パムッカレで買った
綺麗だった頃の石灰棚の絵ハガキで
手紙を出しました。
いつ届くのでしょう。
それ以外、イスタンブールでは
だらだらしてただけなので、
割愛します。
なので、次は!
ブルガリア!首都ソフィアです。
リアルタイムでは
ブルガリアからハンガリーの
ブタペストまでの移動中です。
ここはセルビアなのかな?
そして、バスがトラブって動きません。