Toa de Butogeta

〜絶対に自分探しなんてしない旅のブログ〜

ヴィパッサナー①

 

さあさあ、
書くときがやってきました。
 
正直なところ、詳細に書くのは
かなりめんどくさいです。
 
ですが、
記憶が鮮明なうちに書いておかないと
忘れてしまいますからね。
 
 
 
もし、ヴィパッサナー瞑想に興味がある、
もしくはやるつもりだ、という方は
 
協会のHP以外の
あらゆる情報を見ないほうがいいと思います。
 
僕はいろいろなブログやら何やらを
見聞きしすぎてしまい、
先入観を持って臨んだことを後悔しています。
 
 
一つだけ。
 
日本でやるべきだ、ということだけを
覚えて、即刻ページを閉じましょう。
 
 
 
 
 
 
 
さて、本題に入ります。
 
まず、ヴィパッサナー瞑想とは。
 
ブッダが悟りを開いたと言われる
おそらく、由緒正しき修行法です。
 
しかし、長い長い年月が経ち、
具体的な瞑想の仕方が
インド国内では失われていました。
 
そんな折、
ゴエンカさんというおじいちゃんが
ミャンマーでのみ失われずに
伝わっていたこの瞑想法に出会い、
インドに里帰りさせて、
世界中に広めた、と。
成り立ちはこんな感じです。
 
 
 
修行の内容は、
全12日間のコースで、
初日にオリエンテーションがあり、
最後の1日半で社会復帰のための
なんやかやをやります。
 
なので、
約10日間は延々と瞑想をします。
 
修行ですからね。
 
 
コースには色々あり、
さらに期間の長いものもあるようです。
 
 
 
 
修行にはいろいろと決まりがあります。
 
他人とのコミュニケーションは禁止。
誰とも喋らず、アイコンタクトもダメです。
皆「聖なる沈黙」を守ります。
また、あらゆる娯楽(本、音楽、メモをとる事も含む)も禁止です。
 
その他に、5つの戒律を守ります。
1.あらゆる生き物を殺してはならない。
2.他人の物を盗んではならない。
3.嘘をついてはいけない。
4.あらゆる性行為の禁止。
5.酒や麻薬を摂取してはいけない。
 
 
 
1日のスケジュールは、
朝4時起床、4時半から瞑想。
 
そこから、就寝時間の21時過ぎまで、
食事と食後の休憩以外の時間は
ほぼ、瞑想です。
 
ほぼ、です。
 
 
 
合間に毎日、瞑想法の指導があります。
ヒンドゥー語、英語がわかる人は
前述のゴエンカさんの映像で。
 
その他の言語の人は
通訳が入ったテープを聞いて
瞑想法を学びます。
 
僕が参加したジャイプールの施設は
インド国内でもかなり大きい方で、
日本語以外にも、かなり多くの言語に
対応しているようでした。
 
 
ほぼ、の話に戻りますが
この勉強の時間が毎日2回あり、
この時間が大事な休憩時間になります。
 
それは何故か。
 
 
ちゃんと聞けば、
姿勢は各々楽な感じでいいよ
というものだからです。
 
 
この、姿勢というものに僕は
えらく苦労しました。
 
 
 
 
1日目から4日目の午前までは
導入編です。
 
この期間にやることは
後のヴィパッサナー本番に向けて
重要な意味を持ちます。
 
 
あ、さすがに具体的な瞑想法までは
書きません。
というか、めんどくさくて
書く気も起きません。
知りたかったら直接僕に聞くか、
修行してください。
 
 
 
それで、この導入期間で分かったこと。
 
それが、姿勢の辛さです。
 
 
姿勢。
背筋を伸ばして瞑想することが
ここでは求められます。
 
 
 
え、普通じゃない?と思うでしょう。
 
 
 
ですが、普段ヨガか何かをやっていない限り、
数時間も背筋を無理矢理のばすと
 
かなり痛いのです。
 
 
1度の瞑想は基本1時間。
長くても1時間半で区切られます。
 
 
最初は何て事はありません。
 
しかし、
1日の内、約5時間も
その姿勢をキープすれば、
徐々に徐々に、
痛みが広がっていくのがわかるはずです。
 
姿勢を変えることは
原則禁止です。
 
ですが、無理なのです。
 
痛いのです。
 
超痛いのです。
 
 
姿勢。
ただそれだけがこの10日間の瞑想で、
いちばんの敵になっていくのです。
 
 
やっぱり長くなるので、
分割します。
 
続きは、案の定WEBで。
 
 
リアルタイムはポカラです。
10日ぐらいひたすらゆっくりしたので
明日カトマンズに戻ります。