Toa de Butogeta

〜絶対に自分探しなんてしない旅のブログ〜

ヴィパッサナー②

引き続きヴィパッサナーです。


旅の中でちょくちょく
参加した人と出会いました。

今はネパールのカトマンズにいますが、
たまたま夕飯を一緒に食べることになった3人の内、
お一人が参加済で、
もうお一人がこれから参加、
という凄まじい布教ぶりです。


感想は様々あるのですが、
めっちゃ良かった!というのが
圧倒的に多いです。

何か違う、合わない。と答えた方は
これまでで1人だけでした。




初日は慣れるので精一杯で
何も考える余裕もありませんが、

2日目から5日目ぐらいまでは
ずっと疑心暗鬼でした。

自分も合わない側なのかも、
と思いつつの瞑想です。


ヴィパッサナーは
効果が劇的に現れることはありません。
微妙な変化の積み重ね
だと僕は感じました。

喋ることもできないので
果たして自分が正しく瞑想できているか
確認のしようもありません。
(先生とは話せるので英語で質問できれば問題はないのですが)

なので、
最初の内は変化の無さに
焦っていました。

色んな話を見聞きしたせいで
比較してしまったり、
過剰な期待があったり、

瞑想自体を信じていいものか
いまいち確信が持てなかったりと

色々なことが頭に浮かぶ
この2日〜5日の間は
相当キツかったです。


でも段々と
集中できるようになるものです。


たとえ、
前に座るインド人が
頻繁に屁をここうが、

夜に聞く講話のテープが
日本語だけ他の言語に比べて
30分以上も長くてイライラしようが、

集中してやらざるをえないのです。
諦めの境地です。

屁とテープの長さは
本当にイライラしました。


テープは、
「心を平静に保ちなさい」
なんて平気で言うもんだから
お前に言われたくない、と
ひたすらイライラします。

途中、スタッフの人が
「長すぎるね(苦笑)」と
話しかけてきちゃうぐらいです。


5日目あたりまでのキツさは
正直、逃げられるものなら
逃げてしまいたいと思うほどでした。

この旅でいちばん日本に帰りたかったです。




ここまでくると
もうお分かりだと思いますが、

僕の感想は、
しんどかった。という一言に尽きます。

でも、またやりたいと思っています。

その理由は次で書きます。

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これは僕が10日間過ごした
独房みたいな部屋です。
大量の蟻がいて
ベッドにまで上がってきたり
シャワーなんてないので
バケツに水貯めて水浴びしたりと
楽しい部屋です。




日本はゴールデンウィークらしいですね。
今はカトマンズにいますが、
2日からトルコに行き
ゴールデンな感じで過ごします。